話題の「バーフバリ」二作を観てきました!!
活力を得られるとの噂に偽りなく、鑑賞後はテンションもHPも上がりまくりました。(観に行った日の陽気もだいぶ良かったのですが、体温上昇、血流が良くなった?感じ)
インド映画を観るのは初めてでしたので、それだけで遊園地のアトラクションに乗る前のわくわくした期待感。インド映画に漠然としたルールがあるとしたら「踊る」んだろうなぁ?くらいの曖昧な認識と、
評判的に(とくにVFXではない部分:人とセットの)スケールがデカイ・お話はインド叙事詩という前情報で鑑賞スタート!
一番物申したいことは、
もう、アマレンドラが凄すぎて・・・(マヘンドラ霞むw)
あとオカンが良い!
ライオンキング要素アリとの情報も仕入れてたんですが、ライオンキングの圧倒的「父」メインじゃなく、「母親」(3人)の描き方もかっこよくて、ホロリと来ます。
(※構成的に、父は息子と関わってないから、ライオンキングの「ムファサ」よりもジャングル大帝の「パンジャ」かな?でも「パンジャ」は騙し討ちで命落としてないから。まぁ、あれこれ比べるだけ野暮っていう映画です!!)
BGMを刻む打楽器の音の、止めのタイミングでスーパースローカメラになる瞬間が死ぬほどあるのですが、(他の映画だったら邪魔になるレベルにこれでもかと入る)
その全部が「ジャケット仕事やキービジュクラスの構図と奥行感じゃね?」って、つい仕事変換しちゃうくらいに黄金比構図で魅せてくるので、職業的には心の中で拝みながら楽しみました。
(しかもピン構図じゃなくて、対戦だったり、男女絡みだったり、二人以上の配置構図!宝庫!!)
個人的には、バーフバリの飛ぶ瞬間の膝を折って捻る体勢が一番カッコイイです。
これはアマレンドラ、マヘンドラ問わず。
始まってのっけから何度、「ここが最高潮なんでしょ?」って思うたびに裏切られたか。
「まだあるのか!?」ってw(尺じゃなく、見せ場の回数)
凄い映画だ・・・。
二時間半と三時間…あっと言う間でしたが、
ノーカット版も観てみたいと思いました。(もったいない)
初めてのインド映画、映画館で楽しんで観れて良かったなぁと思いました。
それにしてもインドの俳優さんは神様の名前がガンガン入ってるので、(いや、きっと俳優さんじゃなくてもお名前に神様名入ってそうだけど)こういった題材の作品だと役名と混乱しますね。
エンドロール、秒の速さで終了でしたが!
小耳に吹き替えは小山力也さんだと聞いたので、下のアマレンドラのバックに、
「バーフバリ(なん でも できる)」
って、テキストとルビを振りたくなるな…と、思いながら描きました。
(とりあえず熱放出してクールダウン)
※「鷹村守(なん でも できる」 男。(「はじめの一歩」大好きです。)
余談:今回「バーフバリ」を観て、
ロジャーゼラズニィの「光の王」も映画化して欲しいと思いました。