• 結賀

【平成のけじめ】


2019年の終わりも近づいたので、けじめのご報告をしたいと思います。

9月末に「迷惑行為について、このあとブログで何があったのかご説明していきたい」とTwitterでツイートして、数ヶ月経ってしまいました。遅れて申し訳ありません。

◆去る10月23日、

4年におよぶフリーライド行為(私の絵を使用して偽装作画)を行ってきた相手を呼び出し、弁護士さんと作画実演会が行われました。

※服装・小物・髪型など違っていてもどうでもいいので(問題はそこではない)、この4年間発表してきた絵柄と画力が自分のものだという証明さえすれば良いというもの。

作画実演で相手に描かせる表情やポーズのお題の紙には、

【謝罪するならば、公表はしないと約束できる】【あくまでトレースを認めず、技量の証明をするのであれば、イラストレーターとして当然備えているべき最低限の技量があることをお示しください】と、すべての用紙に記載しました。

◆結果

まったくの別人の絵、人体崩壊絵を描いておきながら、「冤罪です」と反論されました。

「素材(結賀さんの絵を)を使わなくても絵が描けてるじゃないですか。トレスした覚えはありません。」と。

「絵が描けてる」…素人レベルの話を問題視しているのではなく、その場で描かれた絵と動画は、迷惑相手が4年の間発表している絵とはまったく別人の描く拙い絵で、

「素材(トレスガイドライン)を使用していないと、あなたの絵は目の前のその絵なんですが、目の前のその絵をクライアントや出版社、世間にあなたの名前で見せることができますか?」と聞いたところ、沈黙し、答えは得られませんでした。

表情の喜怒哀楽はほぼ描けておらず、俯瞰でも煽っていても髪型は貼ったように同じ角度。(形が理解できていない)後頭部の形も変わらず、ポーズのパースはつけられず、足は左右2倍以上の長さの差の狂いに気づけない。

到底これまで世間に発表されている絵を描いた者の技量とは言い難いものでした。

実演会のルールはインターネットを使用しないということになっていたにも関わらず、平然とネットを開き自分の仕事した絵を凝視しながらの作画…。おどろいたことに、それですら(模写しても)まったく違う歪な絵しか描けない…。(模写すらできない)

脱力しかない実演会動画でした。

(他人の絵をバラバラにして繋げ、腕の関節を3つ作って作画しても、出来上がりをおかしいと気づかない絵を発表している時点でいろいろと拙いことは察していましたが…)

作画実演会を実現するまでに至る経緯も酷く、ずっと理不尽な理由で逃げられ、真正面から合法で呼び出すために何度も何度も交渉しました。約一年、弁護士さんと交渉しつづけました。

相手方弁護士から、交渉途中の引き伸ばしの原因の一つに、「ずっと結賀さんのファンだったので心外です。こわい。本人(結賀)がいると怖くて実演作画できない」と言っている伝えられたのですが、(言い訳の前半部は全く信じていませんが)、その条件も飲み、私は実演の場から外れました。

もちろん他の愚かしい条件もすべて飲みました。

絵描きとしては信じられない作画条件が山ほど出されました。

呼び出しを実現させるために条件をすべて飲んだおかげで、最終的には

ほぼ丸写しの「見本」を横に置いて作画させるという…くだらないただの模写会になっていました。

その条件下ですら、ガイドラインなしで絵の描けない相手でした。

私の見せてもらった実演の動画には相手のケラケラとした声が入り、まったく緊張感もありませんでした。

◆実演会後の顔合わせ面談

実演会が終わり、顔合わせの時間になり、相手から

「私のことブロックしてますよね」(相互していて外されたわけでもないのにストーカー発言かと…)と言われたあとに「結賀さんの絵なんて見たこともありません」と続き、 「重なってません!」「似てません!」⇔「でもこれからも似た絵が出続けます!」と、

頭の痛くなるような辻褄の合わない発言を浴びせられました。

迷惑行為の相手は、ずっとまくし立ててしゃべり続けていました。

相手方がずっとしゃべり続けている中、相手の弁護士さんからたまに「結賀さんから言いたいことはありませんか?」と尋ねられたのですが、

私はその場で描かれた絵と、奇妙な描画(?)の動画の結果がすべてなので、

「結果は結果なので、300点におよぶトレスコラージュの検証画像を公開します。」

としか返事できませんでした。

ストーカー状態に悩まされ、ひどい時は下手をすれば自分の絵が後から公開される恐怖で一時期絵が描けなくなっていたほど辛い思いをしたのはこちらだと言いました。本来なら顔も合わせたくない、と。

◆実演会後、即日

「検証画像を公開するな」と、相手方弁護士から裁判所に訴える申し立てがきました。

”結賀に検証画像を出されたので、取り下げるよう訴える”ではなく、

”出してもいない検証画像を出すな”です。

(何もしていない相手に申し立ては不可能。そもそも出されて困るんだ…?みたいなツッコミしかなかった。)

相手の弁護士が裁判所に手続きを取ろうと数日奔走しましたが、窓口をたらい回しになり、むしろ事件の内容を厳しく見た東京地裁に「これは専門委員会を立てての裁判では?」と判断され、こちらが「どうぞ」と言ったところ、相手側が今度は申し立てを取り下げるという……。

どこまでも周りを振り回しただけという後日談。

◆2019年12月28日現在

理不尽な態度と振り回し被害にあった末、

私への4年に及ぶ寄生は、10月23日の実演会を境に、どうやら止めさせることができたようです。 (商業的納品タイミングと雑誌やネット公開タイミングのタイムラグで10月23日前に描いたであろうもの数点のトレスに関しては、もうカウントしませんが)

ただ、私への執拗なストーキングがなくなったことを裏付ける理由が、

「実演会当日の謝罪・二度としないという約束」でもなく、

「トレス差分で作画するのを止めて、ご本人の絵柄に戻った(そもそも元の絵があるのか?)」でもなく、 皮肉にも

「まったく同じ手口(条件・状況)/作画手法で別の方にターゲットを変えた」

という残念な理由によるものなので、 私は解放されましたが、別のところで同じことが続くのでしょう。

もし今後またキメラ人体の素材・ふくわらい表情素材のターゲット先として、私に寄生することがあれば、いつでも4年に及ぶ300点あまりの詳細な検証画像を公開するし、名前も公表します。

実演作画動画も、本来の力量の絵も、今後私の知っている編集さんたちが被害に遭わないように見せ続けます。

私が公開せずとも、そこかしこに回収しきれない証拠を残したままですから、4年ものあいだ、自分の力で絵を磨く努力を放棄してきたこと・他人の作品を使ってフリーライドしてきた報いをいつか受けるべきだと思います。

私以外の過去の疑惑においても、都度、相手を恫喝すれば良いと思っている考えにも呆れました。 迷惑相手は今後も同じように周囲を騙し、庇い続けてもらうのだと思います。 毎回の被害者たちに対し、「気づかなければ被害はない」というのが相手方の考えですが、気づいてしまって止めてほしいと頼むクリエイターたちが、あきらめて口を閉ざすのは、あなたたちの恫喝が効いているのではなく、呆れて去っているのだと思います。

最後になりましたが、

迷惑行為の内容と膨大な検証画像を見て、相談に乗ってくださった編集さん、リスクを心配してくださった各出版社・企業の方々、他業界のクリエイターの方々、美大の先生。4年前の事件発覚から、怒りと呆然としながらも口外しないでいてくれたアシスタントさんたち。また「関わらないほうが最善」と連載ストップ後、別の連載の橋渡しをしてくれようとしていた担当さん。(結果的にお世話にはなりませんでしたが。すぐ連載準備よりも、どうしても真っ向から迷惑相手と戦いたかった)

「これは著作権の問題ではない、非常に珍しいケースだけれど、クリエイターが今後同じ被害に遭わないように」と、丁寧に実証を積み重ねてくださった、骨董通り法律事務所の弁護士の先生、ご協力感謝いたします。 本当にありがとうございました。


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